こんにちは。

オーバー・アンダーと、パスの基本について書きました。

オーバー① 基本

アンダー② 基本

今回は、サーブの基本について書きたいと思います。

1.サーブとは

サーブは、バレーボールのラリーが始めるときに行うものです。ルールブック上はサービスといいます。エンドラインの後ろから、空中に浮かせたボール(99.9%上に投げますね)を片方の手の肘から先で打ちます。テレビで見るサーブのほとんどはボールを投げるように肩の上から打ちます(フローターサーブと呼ばれることが多いです)が、下から打つアンダーサーブや腕を回して打つサーブもあります。どの打ち方をするかよりも、どの回転をかけるか(あるいはかけない=無回転か)で分類した方が良いです。

2.サーブの分類

<打ち方による分類>

・アンダーサーブ

腕を下から回して打ちます。真下から打つ方が当てやすいですが、やや斜めに腕を振った方がコントロールしやすいです。

・サイドハンドサーブ

斜めから打っているアンダーサーブを、どんどん高くして横で打つ形です。あまり打っている人はいませんね。アンダーだとかっこ悪い、でもフローターも飛ばないなんて人はいいかもです。

・オーバーハンドサーブ

サイドサーブの打点を更に上げていき、腕の回転を縦に近くしたサーブです。家庭婦人バレー(ママさんバレーやPTAバレー)では多くの人がこれで打ってますね。慣れるまでは難しいですが、しっかり打てるようになると無回転・ドライブ共に威力のあるサーブが打てます。

・フローターサーブ

ボールを投げるように腕を振って打ちます。ある程度力があるのであれば、この打ち方が一番コントロールができるのではないでしょうか。しかしながら、無回転にするのは他のサーブよりも難しいと思いますし、無回転でないフローターサーブはただのチャンスボールです。

・ジャンプフローター

軽くジャンプして、無回転のフローターサーブを打ちます。全日本の女子選手なんかが良くやってますね。

タイミングを合わせるのが難しく、結局フローターサーブの方が良いサーブを打てるということも多いです。

・スパイクサーブ

高くボールを投げ上げ、スパイクを打つようにドライブ回転をかけて打ちます。かなり難しく、ハイリスク・ハイリターンなサーブです。

<回転による分類>

・無回転

無回転のボールは変化が予測できず、伸びたり落ちたり曲がったり揺れたり(!)します。

・ドライブ回転

打つ瞬間に手首を曲げることで、縦回転をかけることができます。相手から見て前に落ちるサーブになりますが、よっぽど早いドライブ回転をかけない限り、チャンスボールだということを理解してください。

・横回転

あくまでもオプションで、気分転換にどうぞ。ボールの横を打つだけです。

<軌道による分類>

・天井サーブ

天井近くまで高く打ちます。初心者には効果あり。でも、慣れれば簡単に取れます。

・ロングサーブ

できるだけ長く距離をとって打ちます。無回転で速いサーブが打てるのであれば効果的。ただ、コントロールが良くないと打てません。

3.サーブを入れないといけない場面

サーブは、自分ひとりの力でできるただ1つのプレイです。ボールを持った状態から、自分のタイミングで打つことができます(笛が鳴ってから8秒以内)。ですから、入れて当たり前という考えを持ちましょう。サーブが入らない選手は、リベロ以外の出番はありません。試合の中では、「このサーブは絶対に入れないといけない」という場面があります。そこでミスするようでは、相手に流れが行ってしまいます。

・セット開始後、最初のサーブ

ます初めの1本は必ず入れます。ミスすると相手に流れが行ってしまいますので。

・相手が24点のとき

説明しなくてもわかりますね。負けてしまうからです。

・負けているときの1本目

追いついて追い越すためには、サーブが2本は続かないといけません。

・前回、自分がサーブをミスした時の1本目

2回続けてサーブミスしたら笑われますよ。普通の監督は次のサーブで交代させます。

・前のサーバーがはずした時の1本目

サーブミスは、相手にとっては何もしなくて点が入りますからね。それを続けていると勝てません。

4.まずはアンダーハンドサーブで

中学生(特に女子)を対象に書きます。初めからフローターサーブを打ちたがる選手が多いですが、アンダーサーブでもボールの正面を打てば無回転の取りづらいサーブが打てます。慣れれば力もいりませんし、練習でチャンスボールを出すときや正確なボールを出したいときなどに使えますので、最初はアンダーサーブをお勧めします。

ボールを上から投げてネットを越えない・スパイクがきちんと打てないなら、フローターサーブを打てるはずがありません。超えたとしても、アタックラインより前にしか落ちないフローターサーブは、ただのチャンスボールですし、それよりは無回転のアンダーサーブの方がよっぽど上げづらいです。

<アンダーサーブの注意点>

・ずっとボールを見る

打つ前・打つ瞬間・打った後と、常にボールを見ています。

打つ瞬間にコートのほうを見てしまうと、うまくミートできません。

・左手は動かさない

左手にボールを乗せたら、低くトスする以外は動かしません。

右手や体と一緒に動かしてしまうと、力がうまく伝わらないです。

・トスは低く

トスを高く上げると、それだけミートするのが難しくなります。

左手から10cm位のところに上げて、静止したところを打つように心がけると良いでしょう。

・ななめ45°に打つ

ボールは、ななめ45°に打つと、一番遠くまで飛びます。

手のひらの下半分でボールの中心を打つと、力が伝わり無回転のサーブが打てます。

・手だけではなく体で打つ

手だけを振るのではなく体を回転させたりひざを使ったりして、コートの中央に落とすつもりで打ちましょう。

5.フローターサーブ

フローターサーブ、打ちたいですよね。でも、コントロールが悪く回転するフローターサーブは、ただのチャンスボールです。しっかり練習して、正確なサーブが打てるようになりましょう。

<フローターサーブ上達のコツ>

・トスは右肩の上に低く

トスを高く上げると、それだけミートするのが難しくなります。静止したところを打つように心がけると良いでしょう。

また、どこで打つのが一番力が乗るか考えて、そこで止めるボールを上げます。

・まずは無回転を

ボールの中心を、手のひらで打ちます。きれいに打てると、無回転のサーブになります。

・打った直後に止める

ボール打った直後に手を止めると、落ちるサーブになります。

・打った直後に肘を伸ばす

ボール打った直後に肘を伸ばすと、伸びるサーブになります。

まとめ

サーブについて、いかがだったでしょうか。途中で述べたように、サーブは100%自分だけで行うプレイです。練習しただけ上手になりますので、時間があれば壁に向かって打ちましょう。

今後も練習メニューやアドバイスなど書いていきますね。