こんにちは。

いよいよ1セッター2セッターの第3回です。

第1回はこちら

第2回はこちら

私の考えとして、一応の完結を目指します。

 

今まで、グルグルや前衛2セッターも含めて、後衛2セッターと1セッターのどちらが良いのか書いてきました。

今回は、後衛2セッターと1セッターに絞って書いていきます。

 

今まで特に書きませんでしたが、

私は後衛2セッターが1セッターと比べてデメリットが多いとか考えていません。

まずはその考察から。

 

後衛2セッターのデメリットに対する考察

 セッターが2人いるとトスの質が変わって打ちづらい

って、よく言いますよね。

でも、そもそもセッターのトスなんて、1人でもブレませんか?

速攻のトスだって、中学校や高校の部活レベルであれば、2人のセッターが確認しながら同じトスにしていけば良いのです。

 

 セッターが後ろから出ていくのでサーブカットがしづらい

だからこそ、このブログではバックオーダー・4枚レシーブをお勧めしているのです。

バックオーダー・4枚サーブカット・後衛2セッターは私の十八番です(笑)

1セッターの場合はサーブカットの形を6つ覚えないといけませんが、後衛2セッターの場合は3つで済みます。

 

 なんだかんだ難しそう

実際に自分がやってみるとわかりますが、それほど難しくありません。

前衛と後衛のやることってどのポジションでも違いますから。

セッターへの切り替え時にサーブも打ちますし、セッターに変わるのを忘れることもありません(多分)。

 

 

かといって、私はどんなチームも後衛2セッターが良いとも思っていません。

あくまでチーム状況に応じて。

では、どちらのシステムの方が良いのか、判断しやすい状況を紹介しておきます。

 

1セッターの方が機能する場合

トスが上手な選手が1人(スパイク打てない)

トスが上手な選手の1番手と2番手の差が大きいときは、1セッターの方が機能するでしょう。

1番手がスパイクを打てないのであれば、もうほぼ決まりです。

ただ、何度も書きますが、怪我して一番困るのがセッターですので、トスが上げられる選手は複数育てるべきです。

だいたいの目安として、1軍対2軍でセッターだけ交代してゲームしたときに1軍がきっちり勝つくらいまではサブセッターを育てましょう。

 

スパイクが打てるがトスが苦手な選手が5人以上

こんなときも、無理して2セッターにする必要はないでしょうね。

2セッターにするよりは、レシーブ強化したりバックアタックを絡めた攻撃を考えたりした方が良いでしょう。

 

後衛2セッターの方が機能する場合

トスもスパイクも上手な選手が2人(以上)

この2人が、チーム内で1・2位を争う位スパイクを打てるのであれば、2セッターが断然お勧めです。

以前紹介したことのある前衛時はレフトの後衛2セッターが良いでしょう。

トス1・2番手が、スパイクでは3・4番手だったら、センターかライトですね。

両方左利きの後衛2セッターとか、夢です(笑)

 

セッターやりたい選手がいない

機能するというか、全員が納得するには後衛2セッターしかないでしょう。

私が過去に関わったチームでも、何度か経験あります。

特に男子では、トスが飛ぶ選手はだいたい大きいので、打ちたがるのですよね。

 

他の判断基準

以上4つ、判断しやすいポイントを挙げましたが、その他の判断基準も書いておきます。

 

セッターのアタック決定力があるか

スパイクが打てるのと、スパイクを決められるのは違います。

セッターの選手よりもスパイクの決定力のある選手が2人以上いるのであれば、よりトスが上手な方の1セッターでも良いでしょう。

アタッカー・セッター以外の選手はレシーブやカバーに徹します。

 

バックアタックを打つかどうか

1セッターでは、セッターが前衛のときは前衛のアタッカーが2人になります。しかし、バックアタックを打てる選手が後衛にいれば、そのデメリットは消えます。

打てる選手が1人しかいないのであれば、その選手をセッター対角に配置します。いわゆるオポジットという選手です。

打てる選手が2人いるのであれば、その2人を対角に配置すれば、どちらか片方は後衛にいるのでセッターがいつ後衛になっても大丈夫です。

逆に、バックアタックを打てる選手がいないのであれば、後衛2セッターで常時前衛3枚アタッカーとした方が良いでしょう。

 

まとめ

以上、だらだらと書いてしまいましたが、なかなかぴったり当てはまるチームはないかと思います。

私が皆さんにお伝えしたいのは、固定観念に縛られすぎないようにしていただきたいことです。

バレーボールはローテーションや前衛後衛のルールがあるため、こう動かなくてはいけないなんてこともありますが、

実は攻め方も、守り方も、たくさんあります。

ご自分のチームに合った戦い方を見つけましょう。